TEFCAS 誰もが使える目標達成までの思考法(成功への思考サイクル)
やろうと思っても中々手につかないことってありますよね、TEFCASを使うと取り合えずやり始めることが出来ます。
脳と学習の世界的権威であるトニー・ブザン氏が考案しました。
(マインドマップの発明者でありマイクロソフトやディズニーのアドバイザーも務めるすごい人)
ものすごくシンプルに言うと下記の繰り返し
- やりたいと思ったことをやる
- 失敗する
- やりかたを変える
- またやる(→繰り返し)
TEFCASサイクルは誰もが子供の頃に自然に使っていて、色々な成功を体験している思考法
つまり、誰でも使える思考法です。
TEFCAS(成功への思考サイクル)
各単語の直訳
- Try-alls:全て試す(Trial[試行]Verも有)
- Events:実行
- Feedback:反応
- Check:確認
- Adjust:調整
- Success:成功
※少しアレンジを加えて、下記にまとめました。
・Try-alls:試す事を決める
・Events:実行(結果を出す)
・Feedback:結果を評価
・Check:評価を確認しなおす
・Adjust:やることを調整
・Success:成功(目標)に近づく
似ている物は(PDCA:計画、実行、評価、改善)です。
異なる点としてはTEFCASには綿密な計画が必要無く、考えたらさっさと実行する点が大きな違い
誰もがやっていたTEFCAS(歩く)
TEFCASを文字で定義すると難しく感じますが、赤ちゃんから幼児期までの間はTEFCASを使って学習を繰り返します。
赤ちゃんがひとり歩きするまでを例にあげると
お母さん、お父さんを見て、歩けることを知る
(歩く事が目標になる)
→立とうとしても立てない
①ハイハイ
②つかまり立ち
→歩こうとしても歩けない
③つたい歩き
→歩けた!
④ひとり歩き
【SUCCESS[目標達成]】
最終目標(歩く)が達成されたのは④のひとり歩きですが①ハイハイ、②つかまり立ち、③つたい歩きどれも【小さな成功】です。(親は感動ですね!)
親が歩いているのを見て、「やってみる」ことから開始、勿論はじめは立つことすらできません「出来事(失敗)」それに対して、赤ちゃんは全く落ち込まず、次にできることを探す。
何度か失敗した後に「ハイハイに成功」「ハイハイ」で動いている内に、道具(台など)を発見道具を何度も試してた上で「つかまり立ちに成功」こうして目に見えるもの、自分に出来ることを色々と試していくうちに多くの「出来事」が発生していきます。
「両親のサポート(フィードバック)」もあるでしょう、体験する「出来事とフィードバック」
赤ちゃんの「チェック(確認)」の精度は上がっていき失敗をし、間違いに気づき、新しい発見をする「試行→実施→反応→確認→調整→成功(繰り返し)」やがては・・・
②つかまり立ち
③つたい歩き ※NOW
④ひとり歩き
先ずはS(成功)をイメージしよう
ん?Sが最初なの??
TEFCASのスペル順とは異なってますが、最初はSです。
やりたいこと、叶えたい夢、なかなかチャレンジできないこと、それらが【成功(目標達成)した】イメージを浮かべてください
成功がイメージできたら次へ
TEFCAS詳細
Try-alls:試す事を決める
試行(やること)を検討します
やることを洗い出していきましょう
(ある意味、計画と呼べるかもしれません)
成功をイメージして、考えていくと多くのアイデアが生まれます。
普通に生活していてもアイデアが出てくるようになるでしょう、本を読んだり人に聞くのも良いでしょうポイントは
- 楽しむこと
ばかばかしくてOK、まずはやってみる - 素直になること
人からのアドバイス、人の真似もまずやってみる
やることを決めたら次へ
Events:実行(結果を出す)
試行で検討したことをやってみる
ここはちょっと辛いです。
試行で検討したこと洗い出したことを一定期間ひたすら実行
実行の結果としての「出来事を経験」します。
やってる途中で「なんか失敗してない・・・?」「これ意味ある?」等々、色々と不安が出てきますが、それでも真剣に実行しましょう
(注:出来るだけ楽しみましょう[結構辛いので。。。])
・1回の実行ではなく、複数の【実行】
・中途半端で止めてはいけません
一定期間はやり続けましょう
ポイントは
- 成功と出来事(実行の結果)を区別する
今の目的は出来事を【経験】すること
成功(目標達成)には拘りすぎない - 期間を決めて、大量に実行する
出来事は一つの結果、成功へのステップ
積み重ねていきましょう - 不安を切り離す
実行中に不安になり近道(簡単に見える別の方法)
実行を止めたい気持ち、色々な誘惑がでます。
※誘惑に負けない!(目的は【経験】)
結果を出したら次へ
Feedback:結果を評価
実行結果を受け取って考える
TEFCASの中でも、とても重要な工程となります。
実行の結果としての「出来事を経験」を評価・分析します。
「良かったのか」「悪かったのか」評価し、「良かった点」「悪かった点」を考え抜きましょう
- 良かった点
何が良かったのか
もっと改善できるか(効率良く)
継続できるか(習慣化できるか) - 悪かった点
何が悪かったのか、失敗の理由は?
課題点は?、何を変えるか
ポイントは
- 出来事の経験を喜ぶ
事実として経験を受け入れよう
経験できた事、実行できた事を喜ぼう - 客観的に見る
数値のデータに出来ると最高です - 感情的に判断しないようにしよう
成功・失敗に拘らない
※悲観しない、落ち込まない
失敗も経験の一つ(成功までのステップ)
失敗を悔やむ必要はありません、多くの失敗に関する名言を残している方のこの言葉を載せました。
評価をまとめたら次へ
Check:評価を確認しなおす
評価・分析で考えた事を検証し、修正する
評価・分析で考えた事、検討した案などを確認します。
他者に意見をもらう、時間を置いてから自分で見直し考えた事が「具体的になっているか」「実践できるか」など、客観的に見直していきましょう
ポイントは
- 正確で有効な物か
データなどの裏付けはとれるか
効果的か(実現性はあるか)
目的(成功)に近づける事か - 第三者に意見をもらう
信頼できる人、詳しい人を推奨 - 受け止める
現実を直視し、客観的に判断する
検証し終わったら次へ
Adjust:やることを調整
成功および試行の更新を行う
検証した事をもとに成功および試行を調整します。
T→E→F→Cまでの間で行った結果(出来事)評価・確認によって、検証したことを元に【成功】か【試行】を調整しましょう
- 試行を調整する
検証したことから試行
を修正していきましょう
[試行を増やす][やりかたを変える] - 成功(目標)を調整する
[直近の目標を小さくする]
[目標の定義をずらす]
- 変化を嫌わない
やり方を変更するという考えに
抵抗を感じても、変更すること - 試行錯誤を楽しむ
前に進めた事を喜びましょう - 気持ちを切り替える
1回のチャレンジ(TEFCAS)
が完了しました。望んでいた
成功には到達しなかったかも
しれませんが、気持ちを前
に切り替え次へ進みましょう
次のTEFCASサイクルへ
Success:成功(目標)に近づく
2種類のゴールを意識しよう
最初に決めた目標(ゴール)とTEFCASで得た成功(スモールゴール)
スモールゴール
・ハイハイ
・つかまり立ち
・つたい歩き
一度の挑戦でゴールに達成できなくても、TESCASで1つ1つ成功を重ねてゴールに近づこう
まとめ(TEFCASサイクル)と補足
実行→失敗→やりかたの変更→実行
TEFCASとは何度も繰り返し、成功に近づいていくための思考サイクルです。
TEFCASで得た失敗は経験です。
悲しい事ではありません、なんども実行して経験を積みましょう
誰でも出来る成功への思考サイクル
TEFCASは私たちが既に行ったことのある思考サイクルです。
赤ちゃんの頃のように諦めず、楽しんで成功へ挑戦していきましょう
Appendix(おまけMindMap)
このページを作る前にまとめたマインドマップ
感謝
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
初の記事投稿、読みづらい所があるかと思いますが楽しんでいただければ幸いです。
記事が気に入りましたら、またお越しください