【マインドマップ活用術、ポイント3点】視覚化、思考力、見直し
勉強、仕事、買い物のリスト、ノートをかく機会は多いですよね
ノートにかいたのに忘れてしまった、理解したつもりが勘違いしていた。そんな経験はありませんか?
ノートをかくだけで、頭が良くなっていく、そんな魔法のようなノートがあります。
マインドマップは記憶術として作られ、創造的思考ツールとしても使えるように進化した万能なツールです。(マインドマップの成り立ちや概要はコチラのリンク記事にまとめております。)
マインドマップを描くと、理解が深まり、頭が良くなります。
私はマインドマップのおかげで、簿記3級の検定試験を受けて、無事に合格!
100点で合格できたので、必要な知識は全て、理解出来ました!
マインドマップに学習計画をまとめ、実践していくことにより、脳が自然と鍛えられ、「放射思考」と「収束思考」という2つの思考力が向上し、「記憶力・理解力・発想力」として活躍します。
マインドマップを理解し、使うことで、成功を勝ち取りましょう!
マインドマップ、3つのメリット
マインドマップは作成が簡単で、物事のポイントが分かりやすくなるノートです。
思考は止めることができず、すぐ別のコトを連想します。
そのため、思いついたアイデアなどは、かかないと消えてなくなります。
マインドマップで思考をかき、記録に残しましょう。
情報を1枚にまとめ、視覚化できる
1つ目のメリットは情報の視覚化です。
- 一枚の絵になる
情報をコンパクトに視覚化できる - 情報と思考が融合する
自然と理解したことが表現される - 確認時間の時短効果と集中力向上
マインドマップはキーワードや、イメージを使って、少ないスペースに多くの情報を含めることができ、1枚にまとめるコトが可能です。
キーワードや、イメージを考えることにより、自分の思考と情報がまざり、理解できたことが表現されるようになります。
読んでいる本、受けている講義など「外部情報」を自分が持っている「内部情報(知識)」で理解し、ブランチ(枝)、キーワード、イメージをかくことで、自然と情報と思考が融合し、表現されます。
自分の理解度を絵として、確認することが出来るので、非常に便利!
描き終わったマインドマップは一枚の絵になります。それぞれの情報の繋がりを全体で俯瞰でき、「外部情報」「内部情報」のつながりを見ることで、自分が何を理解したのか、何を考えたのか、目で確認できるようになります。
一枚の絵として、全体と詳細を同時に確認できるため、強く印象に残ります。
マインドマップにはキーワードやイメージなど、要点(関連語)のみ記載されています。ムダなコトが書かれていませんので、キーワードを探す必要がなく、非常に集中して記載内容の復習や検討ができます。
思考力が鍛えられる
2つ目のメリットは思考力が鍛えられるコトです。
マインドマップを描くには、いくつかのルールがあります。
ルールに従って描くことで、自然と「放射思考」と「収束思考」の2種類の思考力が鍛えられます。
脳の自然な動きに合わせて、考えを広げていく思考法。
連想される情報を放射状に広げていくことにより、思考を縦に、横に、様々な視点で切り替えながら、考えることができるため、アイデアの発想法として使われる。
収束思考は解答を導き出すための思考法。
条件を与えて、構造化することにより、思考の方向性をコントロールできる。多くの考えを評価してまとめるときや、問題解決に必要なことを導き出すときに使われる。
放射思考で、関連する情報を連想し、ブランチを広げましょう。合わせて、色やイメージでポイントを強調させ、線や枠などで情報をつなぐことにより、脳が最大限、働くようになります。
情報の連想が落ち着いたら、収束思考で情報を整理しましょう、情報のつながりを理解し、構造化することで、ゴール(アイデアや答え)に近づいていきます。
放射思考と収束思考により、作成者の記憶力・理解力・発想力といった思考力が自然と鍛えられます。
思考を見直すことができる
3つ目のメリットは思考を見直せるコトです。
マインドマップには描いたときの思考(理解度)が表現される
マインドマップには描いたときの思考(理解度)が表現されています。
学習ノートとして、描いたマインドマップであれば、テストを受けた後に見直すコトで、理解が正しかったのかを確認できるため、復習に役立ちます。
全体の構造を俯瞰的に確認できる
マインドマップは全体の構造を見ながら、視点を変えて、細部の情報も見ることができるため、概要把握と詳細把握を同時に行うことが出来、頭の整理に役立ちます。
描くことでも理解が進みますが、見るコトでも、感覚的に理解が深まります。
見直したときに、実行したことの結果や、時間経過による変更点を追記しましょう。
追記により、新しいアイデアを発見するなど、次の行動につながります。
上記は日商簿記3級の学習時に、学習計画をまとめたマインドマップです。
計画した学習方法で勉強しましたが、模擬試験で合格点に届かなかったため、追加で勉強する事項を追記し、再勉強しました。
頭が良くなる、マインドマップノートの使い方
まずは、ノートについて説明します。
- 書きためること
- 書きためたもの
- 記録
- 手記
- 覚え書き
あなたも日常的に何かを書いていますよね、学生であれば、授業をノートに取る。会社員は受けた指示をメモしておく。作品を作る人、商売でお客さんにプレゼンテーション(売りたいものを紹介)する人なら、作品・商品を説明する、資料(ノート)を作る。
用事が終わるまでに必要な記録を、ノートを取る(例:買い物のメモ、頼まれた伝言のメモ)。
ずっと残しておくための記録を、ノートを作る(例:作品・商品の紹介資料、作業の手順をまとめたマニュアル)とし、それぞれ紹介します。
ノートに取る。ノートを作る。何のためにかくのか、意識しましょう!
マインドマップでノートを取る
自分が理解するためにかく。人へ連絡するためにかく。
ポイントをかいたり、情報を要約(簡単にまとめておく)したり、必要な情報を紙にかきとめます。
- 授業や講義(セミナー)の内容をかく
- 思いついたアイデアをかく
- これからやること(買い物リスト、作業のTo-do)をかく
- 誰かの相談を聞く(聞きながら、かく)
どのような話題なのか、分からないコトをかく時は、ノートを取る意識でマインドマップを作りましょう。特に誰かの相談を聞くとき、どのような話題がでるのか、あらかじめ分かりません、かきながら聞くことで、徐々にポイントを理解できるようになります。
マインドマップに描いて、理解に役立てましょう。
上記は資格取得の通信講座を運営している、クレアールさんの簿記3級の無料動画を、マインドマップにしたものです。
通信講座の内容、簿記の勉強法の流れ、この口座は受講する価値があるか?、など理解・判断を行うために、かきました。
話は変わりますが、動画が気になった方は、下記URLから閲覧することができます。
ゲストログインを選んで、サンプル動画の簿記3級検定を探してください、実際の無料動画はこちらから
マインドマップでノートを作る
資料を作る(作品を作る設計書、人に商品を説明するプレゼンテーション資料)。
情報を保管して、後から見返すため、人に説明するために、ノートを作ります。
- 計画書を作る(旅行計画、イベント計画)
- 日記をかく
- 理解したことの復習用
- 人に説明する
プレゼンテーション資料、レポート
これから行うこと(例:資格試験に合格する)をまとめるときは、ノートを作る意識で、マインドマップを作りましょう。必要になるポイントを、あらかじめ考えて、かくことにより、想像力が刺激され、アイデアがわいてきます。
先ほども登場したマインドマップですが、これは勉強のポイントとして「手段や勉強計画」「時間管理」「実行することの詳細」を軸に、まとめたものです。
点線で囲っている部分は、後から更新した内容となります。
最初に作った計画を元に勉強を始め、模擬試験を受けましたが、合格点に届かず、やる気を無くしました。
モチベーション向上のために、マンガや本を読んだり、復習方法を工夫したり、やるべきことを決め、計画(マインドマップ)を更新してから、勉強を再開しました。
マインドマップを見返す
マインドマップを見返すときは、脳が働きやすくなるよう、ポイントをおさえて、見るコトで、効果的に復習できます。
- 中心イメージを見る
中心にあるセントラルイメージが、一番重要なメッセージです。最初に中心をみて、しっかりとメッセージを思い出しましょう。 - ポイントを見る
マインドマップに描かれた、イメージや目立つように大きく書かれたキーワード、色をつけたところなど
強調した部分、かたまりとして分類した部分を確認します。 - ブランチを順番に見る
中心から連結された、最初のブランチ(メインブランチ)に書かれたキーワードを確認し、次に連結されたブランチ(サブブランチ)を見ましょう。
中心から外に向かうよう、順番にブランチのイメージやキーワードを確認していきます。
※周囲の情報を、放射線状に確認していきましょう。 - 関連するところを探す
一通り確認したら、関連する情報に矢印をひいたり、記号をかいたり、それぞれの情報を連結させ、マインドマップを更新します。
更新後に、再度マインドマップ全体を見返して、完了となります。
マインドマップを見返すときは、更新するところがないか、探しながら確認することがポイントです。過去に描いたときより、自分の知識や理解が成長しています。現在の知識と理解を、マインドマップに更新することで、知識が広がり、理解が深まっていきます。
ポイントは見返し(反復)と更新、過去の自分を見て、現在の自分で更新し、未来の自分につなげよう
マインドマップ作成例
簿記3級試験の勉強に、クレアールさんの通信講座と、書籍「マインドマップ資格試験勉強法」を使って勉強しました。参考までに、作ったマインドマップを紹介します。
クレアールさんの通信講座に関連するマインドマップ
学習内容の全体を把握するため、テキストの章立てと概要をまとめ
※全体把握のためにノートを作る。
学習の予定と進捗を書き込んでいくために作成
※予定と実績をノートに取り、週に1回見直して更新
資格試験には、モチベーション(動機付け)や自己管理術が重要!
本に記載されていたマインドマップを参考に、自分用の目標や管理方法をまとめました。
週1回の見直しを続けることにより、自己管理を行い、無事に合格しました。
100点はメチャクチャ嬉しかったです。通信講座と書籍に感謝
まとめ(思考を見直し、広げて、深める)
資格試験の勉強法を軸に、マインドマップの使い方を紹介しました。
新しいコトを理解し・覚えるためには、正しく考え・反復して確認することが大事です。
マインドマップは作りやすく、後から更新しやすい優秀なノートです。
ルールに従って描くと、自然に「放射思考」「収束思考」が鍛えられ、気づいたら頭が良くなるという、とても素晴らしいおまけもつきます。
マインドマップを作り、何度も見直し、関連する情報を更新して、知識を広げ、理解を深めてください。
マインドマップが、あなたの成功に、役立つことを願っています。
是非、マインドマップを使ってください
Appendix
ノートを取るときは、ミニマインドマップがオススメです。
気軽に、かき進めていくことが出来るため、ちょっとしたメモに使ってください
特にルールを意識せず、気楽にかけるマインドマップのこと
※ミニマインドマップはこのリンク記事にまとめております。
ノートを作るときは、マインドマップ(フルマインドマップ)がオススメです。
計画を立てる、しっかり勉強する場合には、こちらを使ってください
BOI(基本アイデア)など整理軸を決め、記載ルールにそって描くマインドマップのこと
※フルマインドマップはこのリンク記事にまとめております。
- 本記事の構成[ミニMind Map]
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